ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

電気分解法

ワキガ・多汗症治療法のひとつに「電気分解法」という方法があります。

 

電気分解法とは、一般的にエステで行われるによる脱毛を主目的とした方法で、ワキガ治療としては二次的な治療法となります。

 

毛穴に針を差し込んで高周波電流を流します。
そうすることで、プラス極に塩酸、マイナス極に水酸化ナトリウムが発生し、この水酸化ナトリウムが毛根を破壊します。
毛根ごとアポクリン汗腺の分泌口を破壊するため、脱毛しながらワキガにも効果がある、とするものです。

 

電気分解法でのワキガ治療には大変時間がかかります。
ひとりの片脇には約800本の毛があると言われているので、両脇で1600本あります。
これを、1本1本の毛根を処置していくため、月に1〜2回通い、終了まで1年かかることもあります。

 

また、病院で行う場合は局所麻酔を使用できますが、エステでは麻酔は認められないため、麻酔ができず、かなりの痛みを伴います。

 

エステでの痛みに耐え兼ねて、病院施設の脱毛施術に駆け込む方も多いようで、さらにエステでは滅菌処理が徹底していないところもあるので、衛生上の問題も起こりえます。

 

この方法は、あくまでも脱毛を目的としているので、エステでのうたい文句ほど、ワキガに対して効果があるように思えません。
ワキガの人はその元となるアポクリン汗腺の数が多く発達しているために、ワキガ臭が目立っているのであって、アポクリン汗腺を完全に破壊するには至らないこの方法では、ワキガの強い方にはを満足する結果は得られないと思ってください。

 

多汗症に関してですが、アポクリン汗腺とエクリン汗腺は深度が違い、エクリン汗腺には全く触れないので多汗症の治療にはまったく向きません。
多汗が軽減されたという話も聞きますが、それは運がよかったのか? 逆に汗腺が刺激されて汗が多くなってしまうこともありますのでご注意ください。

 

ワキガ専門のクリニックよりも、エステの方が行きやすいという気持ちの方もいらっしゃいますが、費用も高価で時間もかかりますし、ワキガや多汗症の悩みがメインで治療したい思っている人には不向きな手法だとおもわれますから、電気分解法による治療を受けようと思われる方は、説明を十分受け、納得したうえで決めるようにしましょう。

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