ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

皮下組織掻爬法

ワキガ・多汗症治療のひとつである皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう)は、簡単にいうとワキの下のほぼ中央部分に数センチの大きさの穴を開け、そこからキューレットと呼ばれるスプーン状の器具を挿入し、アポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺といった、ワキガ臭のもととなる汗腺類をかきだす手術方法です。

 

ワキの下を見てみると、少しシワがありますよね?傷が目立たなくなるように、そのシワにそって切り込みを入れます。
穴を開けるといっても小さな傷跡しか、脇の下に残らないのが、皮下組織掻爬法です。

 

ほとんど皮膚を切らないワキガ治療法ではありますが、専用器具のキューレットの扱い加減によっては、あらゆる方向に脇下の皮膚裏を引っ掻くため、周辺の皮下組織を傷つける可能性があったり、ワキガと多汗症の要因である汗腺類を切除できなかったりする可能性があります。

 

皮下組織を痛めず、手術後の回復の遅れを恐れるあまり汗腺類を取り残してしまう場合が多いのが現状です。

 

そのために、皮下組織掻爬法は、経験と技術のある、腕のいい専門医に任せたい治療法です。

 

この方法でのワキガ手術は再発率も高く、ワキガを抑える外科的治療法としては、効率的といえないのかもしれません。

 

皮下組織掻爬法をまとめてみますと、
メリッットとしては、
1.傷口が小さいので傷跡が残らない
2.手術後のダメージが少ないので、回復にかかる期間も短くてすむ

 

デメリットとしては、
1.ワキガの原因であるアポクリン汗腺を完全に取り除くことが難しく、完治率は約6割で再発の可能性も高い
2.汗腺類を掻きだす際に他の周辺組織まで傷をつけてしまう恐れがある
3.手術をする医師の技術が高く、勘や経験が大きく手術の出来を左右する
ということになります。

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