ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

吸引法

ワキガ・多汗症治療のひとつである吸引法は、太ももや腹部などの脂肪を吸引してその部所を引き締めるといった、エステサロンなどで行われるダイエット法としての脂肪吸引法を応用したものです。

 

脂肪吸引法というのは吸引器という掃除機のような器械にストローのような金属の棒(カニューレ)を取り付け、脂肪組織を吸い出す方法で、腹部、あご、腕、大腿部の脂肪を取り出しスマートにするために用いられてきました。
この器械を使ってワキガの原因となっているワキの下のアポクリン汗腺などの汗腺類を掻き取りながら吸い取ってしまおうする方法です。

 

皮膚の切開も数mmと小さな穴を開けるだけなので、傷跡の心配があまりなく、手術後の回復が早いです。
また傷口が治ったあとのひきつれや、色素沈着が起りにくいというメリットがある手術方法で、保険には適応する手術方法ではありませんが、料金的には10万円前後と高額な手術ではないということで、全国的に美容外科などで行われています。

 

しかし、ワキガの原因となるアポクリン腺、汗の原因のエックリン腺、黄地じみの原因の皮脂腺は、真皮と呼ばれる硬い皮膚の中にもあるので、皮下脂肪を吸引する器械では完全に取ることはできないのです。
腋毛も残ってしまうことが多くて、強く吸引を行いすぎると皮膚にダメージを与えてしまいます。

 

また、吸引法はワキガや多汗症の元を直視で切除する処方でありませんから、組織を完全に吸引するのは難しいく、医師による技術の差が大きいのです。
吸い出すだけでは、取りきることができないので、吸引法の治療効果としては、ワキガに対しては約40%程度、多汗症においてはほとんどほとんど効果なしとも言われています。

 

そこで、新たなワキガ治療として、吸引法に高温を発生する器具を付け加えた「超音波吸引法」という方法も開発されました。

 

真皮の浅いところにあるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を超音波による熱で破壊しようとするものですが、完全に破壊することは、超音波周波数の調整など、かなりの経験と技術が必要で、難しいようです。
また、表皮直下の皮膚の浅いところに超音波の熱を加えすぎると、表皮が火傷を起こしてしまうとの報告もあるそうなので、注意が必要です。

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