ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症と褐色細胞腫

多汗症原因には精神的発汗と言われる精神的理由による場合が多いのですが、病気による多汗症も少なくありません。

 

例えば糖尿病や、自律神経失調症甲状腺機能亢進症などの病気によって多汗症状がでやすくなります。
その他に褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)という病気によっても多汗症となることがありますのでここでご紹介します。

 

褐色細胞腫というのは、腫瘍組織型のひとつで副腎髄質や傍神経節から分泌されるカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)というホルモンの過剰な増加が確認され、そのために高血圧になる病気のことです。

 

主な症状としては高血圧、代謝亢進、高血糖、頭痛、発汗過多の5つがあって、それぞれの頭文字を取り褐色細胞腫は5H病とも言われるそうです。
その他にも吐き気、嘔吐、全身の虚脱感、視力障害などの症状が見られます。
そして血圧の変動によって発汗作用が活発になり多汗症の症状が見られるというわけです。

 

精神的発汗による多汗症の人は多量の汗をかくだけですが、病気による多汗症の場合は多汗以外の症状にも苦しいものがあるので、何重の辛さになります。
カテコールアミンは通常は、血圧、脈拍、血糖をコントロールするホルモンなのですが、過剰分泌でコントロール不可能な状態となり、血圧が急上昇して発作時に失神することもあるので怖い病気です。

 

褐色細胞腫による多汗症は、これを治療してしまわなければいけません。
褐色細胞腫の腫瘍は外科的に摘出します。
良性の場合も悪性の場合もありますが、良性の場合は開腹手術をせずに腹腔鏡下で、摘出ができるようです。

 

褐色細胞腫がすでにがん性化して広がっている場合は、抗癌薬による化学療法、動脈塞栓療法、放射線療法(MIBG内照射療法)などによって、治療効果を上げていきます。

 

多汗症と褐色細胞腫関連エントリー