ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症と更年期障害

多汗症の原因となるものには精神的発汗のほか、急性リウマチ、糖尿病、結核などの病気による多汗症がありますが、更年期障害の方も多汗症となることがあります。

 

更年期では自律神経の変化によっても発汗しますが、更年期障害になるとその症状に、かっと汗をかいてすぐに引いてしまうということがあります。
汗のかく場所も手や足には汗は少なく、顔や首、胸など心臓より上の方に汗をかきやすいのが特徴です。

 

この症状は40代後半くらいからみられますが、女性の場合更年期になると卵巣機能が衰えてくるため、エストロゲンという汗腺機能を調節していた女性ホルモンの分泌量が低下してくるからなのです。
男性の場合も同じくテストステロンという男性ホルモンの分泌が減って来るので多汗症となってしまいます。

 

更年期障害というのは多汗症だけでなく疲労感、不眠症、頭痛、めまい、耳鳴り、冷え性、イライラ、不安感、尿漏れ、肩こり、手足のしびれ、など非常に辛いいろいろな体調不良をひきおこします。
更年期の症状は人間の体の仕組みとして、ある程度は仕方がないのかもしれませんが、重症になると通常の生活は難しくなります。

 

更年期障害にともなう多汗症を治療しようとすれば、HRT(ホルモン補充療法)という方法があります。
HRT(ホルモン補充療法)は、更年期のために体内で不足してきたエストロゲンを飲み薬や貼り薬にして、閉経前後のタイミングで補充していく治療法です。
エストロゲンを補充してやれば体内の自律神経のバランスが整ってくるので、ほてりが少なくなり多汗症の症状も改善がみられるようになります。

 

また、更年期障害はイライラや不安が募る精神状態でもあります。
年齢が40〜50代というと、子供の教育、受験・就職・結婚、に加え自分の仕事などを抱えていると、職場の人間関係などストレスが溜る場面が非常に多くなります。
こういうことから自律神経失調気味の精神的多汗症にも陥りやすいのです。
こういう場合は、本人と、できれば家族も手助けしてあげて、体を動かすようにしてストレスを溜めない解消法をみつけ、実行することが必要だと思います。

 

更年期障害の多汗症は特に汗がベトつき、アンモニアなどの臭い物質が多く含まれているため臭うようです。
サラサラな汗は蒸発し易いですから体温調節もスムーズに行なわれますが、更年期の汗は渇きにくいので体温調節機能がうまくいかず、余計に汗が出てしまうということがあります。
そのため、汗がではじめたら放置しないで、こまめに汗を拭き取るようにするなどの対処をしてください。

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