ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症と温熱性発汗

多汗症のことについて調べていると温熱性発汗という言葉がよくでてきます。
汗のかき方を分類してみると温熱性発汗、精神性発汗味覚性発汗の3通りがあるのですが、温熱性発汗は気温の上昇、運動などをして体温が上昇、熱いものを食べた時など、体温が上がるのを防ぐために体温調節として、エクリン腺から汗が出てくる現象です。

 

これは生理的発汗なので過剰に汗をかくからといって一概に多汗症とは言えず「汗かき」と考えられます。
多汗症というのは、暑くもなく、運動もしていないのに、エクリン腺から過剰に放出される症状で、医療的な治療が必要になる場合がありますが、温熱性発汗はデオドラント(制汗剤)などを使用したり、食事に気をつけたりして対処することになるでしょう。

 

温熱性発汗が起こる場面というと、夏の気温が暑い時やスポーツをして体温が上昇する時というのはすぐに思い浮かぶと思いますが、食事による温熱性発汗はわりと忘れられがちです。
熱い鍋物やうどんなどを食べると汗が出やすいので分かりやすいですが、肉類や甘いものを食べても、食べたものがエネルギーとして燃えているため温熱性発汗が起こりやすくなります。

 

精神性発汗は緊張や不安を感じたり驚いたりしたときにかく汗で、その中枢は大脳皮質ですが、温熱性発汗の中枢は視床下部にあります。
汗腺には自律神経がつながっていて、その自律神経をコントロールしている脳の視床下部が体温を平熱に保つように指令を出しています。

 

ですから温熱性発汗が行われるのは、正常な身体の働きなのです。
逆に何らかの原因で自律神経の働きが低下しまったりすると、温熱性発汗が行なわれず熱中症などになってしまうことがあります。

 

汗をかくことは身体に非常に大切なことなので、このことをきちんと理解できていれば、少しの多汗でも気にする必要はありません。
気にし過ぎて精神的な負担がかかり、多汗症になってしまう事の方が苦しい思いをすることになります。

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