ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症とリバーサル手術

多汗症に関連する治療法としてリバーサル手術というのがありますのでご紹介しておきたいと思います。
手のひらに多量の汗をかく症状を手掌多汗症といいますが、この治療方法として胸腔鏡下胸部交感神経切除術(ETS)という方法があることは「多汗症治療 交感神経遮断手術」で説明したとおりです。

 

そして、胸腔鏡下胸部交感神経切除術(ETS)には代償性発汗という副作用を伴うことがあるということも「手掌多汗症手術の副作用について」で説明しているのですが、手術を受けたことによって代償性発汗がひどく、「よっぽど交感神経遮断手術などしなかった方がましだった」と思われるような方のために多汗症状を緩和しようとする手術がリバーサル手術というものです。

 

代償性発汗については、そうなってしまう原因が不明なところが多くて、確実な薬物療法も手術もありません。
リバーサル手術のリバーサルというのは神経再生を意味し、交感神経遮断手術によって失った神経を神経移植で再びつなぎ合わせる手術です。

 

神経移植には、現在は肋間神経の一部を移植していますが、今のところ代償性発汗からの回復率は30%〜50%くらいとされていて、今の医療レベルでは完全にETSの手術前の体に戻ることはできません。
日本でリバーサル手術ができる医師は少なく、海外でリバーサル手術を受ける人もいます。

 

日本ではネットで検索していると山本英博クリニックという名前がみつかりました。
山本英博クリニックでは、「全く効果が得られない場合には、全額返金する」と、リバーサル手術に自信を持っているようですが、自由診療となるため高額になり代償性発汗のリバーサル手術は40万円前後必要になるそうです。
ヨーロッパや台湾など、海外での手術費用(渡航費を含めると2〜3百万円ほど掛かります)に比べれば安いですが、大変な負担だということにあまり変わりはありません。

 

しかしながら、手掌多汗症も辛いですが代償性発汗に掛かってしまうと、それ以上に辛いものがあり、正常な日常生活は送ることは困難ですから、1日でも早く治療したいものです。
リバーサル手術についてはホルネル症候群という二重に多汗症が酷くなるケースも発生しているようですから、医師からカウンセリングを十分に受け、不安を残さないようにしてから治療を受けるようにしてくださいね。

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