ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症に柴胡加竜骨牡蛎湯

多汗症治療に効果があるという漢方薬、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)をご紹介します。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯という漢方薬は、精神不安があって驚きやすく、心悸亢進、めまい、のぼせ、不眠などから多汗症になっている方には、神経の高ぶりを鎮めて、心と体の状態を改善する効果があるようです。

 

多汗症の根本的な原因に精神不安があり、精神不安を取り除こうとすれば心理療法を受けるなどの治療をしなければいけないと思いますが、精神的発汗による多汗症治療は時間がかかる場合が多いですから、柴胡加竜骨牡蛎湯などの漢方薬を飲むことによって多汗症の症状を和らげる手段をとることは大事なことです。

 

また、精神不安の原因がわからなくても柴胡加竜骨牡蛎湯を飲んで症状が軽くなり、そのうちに多汗症がおさまってしまうということもありますから、漢方薬を試してみることも必要だと感じます。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯のほか、漢方の考え方としては多くの汗をかくからといってすぐに多汗症という見方をするわけではありません。
漢方医は、患者の多汗症状の現れるときの様子や、体調、体質などをよく聞いたうえで、漢方薬を調合します。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯の場合、自然の草や木からとった11種類の生薬で構成され、とくにストレスの強い人や精神不安があって驚きやすいひとに有効だということです。
柴胡加竜骨牡蛎湯の成分は、柴胡(サイコ)、竜骨( リュウコツ)、牡蛎(ボレイ)、黄ごん(オウゴン)、大黄(ダイオウ)、半夏(ハンゲ)、人参(ニンジン)、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)、生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ) となっています。
このうち竜骨と牡蛎には気分を落ち着ける効果があり、柴胡と黄ごんは体の炎症や機能の亢進状態をしずめてくれます。
桂皮は軽い発散作用があり、血の巡りをよくし、頭痛、めまいに作用します。

 

多汗症に効く漢方(漢方薬)の考え方として、漢方は人が本来持っている自然治癒力を引き出そうとするもので、自律神経を調整し汗腺のコントロール力を高めてくれますが、漢方薬を服用するだけでなく、普段の生活においても辛い食事をさけたり、適度な運動をするなどして多汗症を治す自助努力も必要な事だと思います。

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