ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症に黄連解毒湯

漢方薬による多汗症治療で、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)というものがあります。

 

黄連解毒湯の特徴は、体内の熱を取り除いたり炎症している部分を鎮める働きがあり、服用すると多汗症の発汗を減少させてくれるのです。
一般的に云われる効能としては、ほてり、イライラ感、胃炎、鼻血、緊張感、不眠、動悸などに対応すると云われ、体力があってのぼせ気味の人や高血圧の人にお勧めの漢方薬です。

 

暖房がよく効いた部屋で顔が赤くなりやすく、発汗する人にも効果があります。
多汗症治療に使われる漢方薬の多くは、体の汗腺をコントロールする力を高めるとともに、自律神経のバランスを整え、排尿による水分の代謝を活発にして、発汗を抑えるという方法が用いられるようです。

 

ところが漢方薬には即効性はないので、漢方医のアドバイス通り一定期間は服用してほしいのです。
多汗症治療に限らず漢方薬は効果の現れ方は緩やかですが、人間が本来持っている自然治癒能力を引き出そうとするものなので、多汗症以外の体内の不調も改善がみられると思います。

 

黄連解毒湯の成分は4種類あり、
黄連(おうれん)---解熱作用、消炎作用、健胃作用があって、精神不安、心下部の痞え、心中煩し、吐下、腹痛、出血などに効果があります。 
黄ごん(おうごん)---解熱、嘔吐、腹痛、下痢などに用いられます。
黄柏(おうばく)---健胃作用、整腸・腸内殺菌作用、利尿作用、消炎作用、解熱作用があって、黄色ブドウ球菌が増えるのを防ぐ効果もあります。
山梔子(さんしし)---消炎や止血、利胆、解熱、鎮静薬としての効果があるほか、吐血や血尿、充血、黄疸等にも適応します。

 

これらの生薬が相互に関係することにより熱や炎症を抑えるほか、山梔子には降圧作用、止血作用もあるという事です。

 

いつも感じることですが、多汗症治療ひとつとってもいろいろな作用から改善しようとして、漢方というのは奥が深いですね。驚きます。

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