ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症に柴胡桂枝乾姜湯

多汗症に効果があるという漢方薬、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)をご紹介します。

 

多汗症は精神的発汗と言われ多くの場合、緊張を強いられる場面や大勢の人の前に立ったりするとき、人の視線が気になったときに汗をかきやすくなります。
汗が出る場所は、手のひらや脇、顔、頭部などが多いですが、全身びっしょりになる人もいます。

 

このような多汗症で一般的処方される漢方薬に柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)があり、特に首から上に汗をかきやすい人に効果があると言われています。
多汗症の根本的な原因である心の根にあるものを取り除くのは精神科医に頼らなければいけないかもしれませんが、その治療にはどうしても時間がかかりますから、それまでの症状を少しでも和らげる方法として柴胡桂枝乾姜湯などの漢方薬が使われます。

 

それに、精神的な原因がわからなくても漢方薬を飲んで、多汗が鎮まっているうちに知らず知らず多汗症が治ってしまったということもあります。
漢方の考え方としても、たくさんの汗をかくからといって即多汗症という判断をするわけではなく、漢方医は患者さんの他の症状や体質なども考えながら、漢方薬を調合してくれます。

 

漢方では多汗症というのは水毒と気毒が起因すると考えられています。
水毒(すいどく)とは人体に水分が溜まり、排出されないことによって起こるとされる症状のことで、冷え、めまい、頭痛、アトピー、疲労感、むくみなどです。
一方、気毒(きどく)というのは、気がのらない、元気が出ない、気がめいるなどのことで、「悪い気」がたまっている状態のことです。
漢方ではこの水毒、気毒というのを非常に重視します。

 

柴胡桂枝乾姜湯という漢方薬は、虚弱体質で疲れやすい、精神的ストレスを受けやすい、息切れ・動機がする、寝汗をかく、口がよく渇く、神経質で首から上に汗をかく人に効く漢方薬です。
体の熱を下げる作用があり、炎症を緩和し、神経の疲労を癒す効果があるというわけです。

 

また、血行が良くなるので貧血の方にも適し、更年期障害の多汗症でも使用することがあります。

 

柴胡桂枝乾姜湯の主な成分
・柴胡(サイコ)---自律神経、ホルモン分泌の働きを調整。ストレス解消、気の流れをスムーズにする。
・桂皮(ケイヒ)---体の冷えを取り除き、血の巡りをよくする。
・乾姜(カンキョウ)---興奮作用、強壮作用、健胃作用があります。 

多汗症に柴胡桂枝乾姜湯関連エントリー