ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

星状神経節ブロック療法による多汗症治療

星状神経節ブロック療法(せいじょうしんけいせつブロック)という神経に働きかける多汗症治療方法がありますのでご紹介します。
神経ブロックというのは一言で言うと、神経の興奮伝導を人為的に中断させること、となるでしょうか。

 

神経ブロックにはたくさんの種類があるのですが、星状神経節ブロックというのは、首の付け根付近に交感神経が集まっているところがあります。
この場所にある、痛みの原因である神経線維の末梢神経や交感神経節に、局所麻酔薬を浸透させて、神経そのものの働きを一時的に麻痺させてしまい、交感神経から伝わる痛みをブロックすることで、神経痛などを治療するという治療方法なんです。

 

星状神経節ブロック療法では、神経痛のほか多汗症、顔面神経麻痺、突発性難聴、自律神経失調症、アレルギー症状、冷え性、慢性関節リウマチ、心筋梗塞、不整脈、狭心症、生理痛、更年期障害、膀胱炎、不妊、水虫、脂漏性皮膚炎、ケロイドなどたくさんの病気に対応できるということです。

 

多汗症は精神的発汗といわれますが、ストレスや緊張から自律神経のバランスを乱し、交感神経が副交感神経よりも優位になることにより汗をかいてしまう症状です。
ですから、星状神経節をブロックすることによって、多汗症の原因になっている自律神経のバランスの乱れを整えることができるので、多汗症の症状の改善・解消が期待できるというわけです。

 

星状神経節は頭や顔、首、腕、胸、心臓、気管支、肺などを支配している交感神経が多く集まっています。
このため星状神経節ブロック療法を多汗症治療として行う場合は、頭や顔には効果が表れますが、手掌多汗症やわきの下の場合は個人差があり、足の裏の多汗症については効果がないということです。
全身多汗症の治療方法としては、中途半端になってしまうかもしれません。

 

また、局所麻酔によって一時的に交感神経の働きをブロックするだけなので多汗症がすぐに完治するわけではなく、効果が現れるまでに数回〜数十回の治療を受ける必要があることもあるそうです。

 

しかし、星状神経節ブロック療法による多汗症治療は、重大な副作用というのがなく、涙が出やすくなる、声がかすれる、ものを飲みこみづらい、めまい、吐き気などがあるようですが、2〜3時間の経過と共に解消されていきます。

 

また、星状神経節ブロック療法は自己治癒力を高め、自律神経、ホルモン分泌、免疫力(抵抗力)のバランスを整えるので、上記で上げたような多汗症以外の病気も改善し、トータルで考えると優れた治療法だと思います。

 

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