ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

森田療法による多感症治療

多感症原因には大きく精神的発汗と病的発汗があるということは、「多汗症について」や「多汗症の原因」で触れましたが、発症例としては精神的発汗のほうが多いです。

 

精神的発汗は過剰なストレス意識や不安、緊張などからから来ているので、精神的療法により上手にストレス回避ができるようになれば、精神的発汗による多汗症は治療可能なんです。

 

そして精神的療法の一つとして「森田療法」という方法が有名です。
森田療法というのは、森田正馬によって1919年により創始された神経症の治療方法で、「あるがまま」という考え方が理念となっています。

 

人間は治癒能力をもっているので、患者が「ダメだ、出来ない」と思いこんでいることに、あえてその状況に置いて、逃げるのではなく、これは本当は何でもないことなんだと、徐々に順応させていこうというものです。
森田療法は、対人恐怖症(対人恐怖)や赤面症、あがり症、社会不安障害の治療方法として有名ですが、多汗症の治療にも同じように効果が期待できるようです。

 

森田療法では、同じように多汗症で悩む人たちを集めてグループで治療を行うことがあります。
多汗症で悩む人たちには、性格的にも共通する特徴があって、何事にも真面目に取組み、完璧主義の努力家です。また、外面は負けず嫌いなのですが、内心ではかなりのはずかしがり屋だそうです。

 

そのため、個人差はありますが、自分が多汗であることを、恥ずかしがり、そのことを一人で悩み、なんとか多汗を改善しようと努力する傾向がみられます。

 

しかしそれが逆に、精神的なプレッシャーやストレスが増して、悪循環になります。
ですから、多汗症で悩んでいるのは自分ひとりではなく、仲間がいるということで気分的に楽にさせたうえで、汗はおさえようと意識するほど、ますます出てしまうものだということを理解させます。

 

汗は運動したり、暑かったりすれば誰でもでるし、プロのアナウンサーでも人前で緊張することはある、というようなことをグループセラピーによって性格・意識の変革を行っていこうとする方法です。

 

多汗症を含めた精神的な治療には、薬物療法が主体になっている傾向がありますが、薬などを用いなくても治療は十分可能だということを知ってほしいと思います。

森田療法による多感症治療関連エントリー