ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

ワキガ対策〜デオドラントの使用A

ワキガ対策として使われる、デオドラント製品をタイプ別にみてみます。

 

1.汗を抑えるタイプ

制汗剤(せいかんざい)と呼ばれますが、これはワキを冷やし毛細血管を収縮させることにより汗が出るのを抑える効果をねらったものです。

 

ワキガや汗臭さを抑えようとして体全体にスプレーする人がいるようですが、制汗剤は汗腺の汗孔を塞ぐことで汗が出ないようにするものですから、この状態が長時間続くことは体温調節が出来ず、体に悪影響を及ぼしてしまいます。
使用範囲は腋や足など部分的使用にとどめましょう。

 

制汗剤の成分には、発汗をおさえる塩化アルミニウム、ミョウバン、ホルムアルデヒドなどが配合されています。 
塩化アルミニウムは、多汗症の治療薬として病院でも使われているそうです。
制汗剤は使いすぎると、ワキの下が黒くただれる原因になりますので注意が必要です。
部分的な使用でも、できれば3日に1回とか1週間に2回というように制汗剤を使用しない日を設けることが大切です。

 

2.消臭タイプ

消臭効果のあるデオドラント剤は、トイレやリビングなどで使われる消臭剤と原理は同じで、嫌なニオイを中和するものと他の香りでごまかすものがあります。
他の香りでごまかすものは使用後しばらくは効果があるかもしれませんが、ワキガの強い人ならば、しばらくするとニオイが混ざるので、返ってニオイがきつくなることもあります。

 

悪臭を消す方法には、化学的消臭法や物理的脱臭法があります。
・化学的消臭法というのは、悪臭の元となる成分を消臭成分との化学反応よって、無臭の成分にしてしまう方法です。
・物理的消臭法というのは、悪臭の元となる成分を包み込んで、臭いを発生させないようにする方法です。
冷蔵庫や生理用品にも使われる活性炭などで、ニオイの分子を吸着してしまう方法がよく用いられます。

 

3.殺菌・抗菌タイプ

これはワキに潜む細菌を殺菌して、ニオイを出すのを抑制するものです。
効果はありますが、根本的なワキガの治療にはもちろんなりませし、何度も使用しているうちに皮膚がかぶれるなどのトラブルの可能性もあり使用には注意が必要です。

 

近頃は、殺菌剤の入ったデオドラント剤が本当に多く出ています。
そして、困ったことに殺菌剤入りのデオドラント剤を乱用する人が非常に増えているんです。
自分のわきが、多汗症が気になるのは解かるのですが、これはとても危険なことだと言えます。

 

なぜかというと、殺菌剤入りデオドラント剤の使いすぎは、実は逆効果なのです。
アポクリン汗といっしょになって、ワキガ臭を出す雑菌は、臭いの元なのですが、実はこの雑菌の働きとして更に強烈な臭いを発生する雑菌の繁殖を防いでくれる効果があるのです。
ですから、多少は臭いますが、この雑菌を殺菌剤入りのデオドラント剤を多用することで処分してしまうと、もっとひどい菌が繁殖して、臭いも以前よりひどくなることがあるんです。

 

4.芳香タイプ

芳香タイプ商品の多くのは、悪臭をより強いニオイでカバーして、悪臭を感じなくさせる方法です。
トイレやリビングなどの臭い対策に使用されている芳香剤を、デオドラント商品に応用して多数販売されています。

 

しかし、最近は芳香剤の香りがきついと感じる人も多く、無香料の物を選ぶ人が増えているようです。
このタイプのデオドラント剤は、香水と同じようなものですから、あまりつけすぎるとワキガのニオイと混ざり合って、返って悪臭を放つ可能性があります。
ワキガ臭の強い人は、無香料・無臭のデオドラント剤を選ぶのが無難ではないでしょうか。

 

そして、これらのデオドラント製品による、わきが臭の抑制は、人によって様々ですが、長くて6時間、短くて1時間の効果といわれています。

 

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