ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

多汗症と冷え性の関係

多汗症冷え性は無関係ではありません。
一般的に考えると、「暑いから発汗作用によって汗をかくのだから冷え性にならないのでは???」と思われるかもしれませんが、多汗症の場合はこれが当てはまりません。

 

汗をかくメカニズムというのは、脳の機能や体内代謝を最適に保つために皮膚の温度が37℃弱を超えると、知覚神経を通じて視床下部の体温調節中枢に伝達し、交感神経が指令を出して汗腺から汗を出すことによって、体温調節しています。
この時、同時に交感神経は血管収縮の働きもしていて、血管収縮で血流量が減り冷えを生じることになります。

 

私たちの自律神経は正常であれば交感神経と副交感神経のバランスよく保たれているので、発汗作用と体温調節もうまくいっています。
ところが多汗症は交換神経が過剰反応して汗を出しているのですが、血流も同じように減るため手足が冷えて、冷え性になるというわけです。
さらに多汗症の場合、汗の水分による放射冷却も伴ってさらに足の冷え方が増すという悪循環に陥ります。

 

余談になりますが、汗かきの人は太った方が多く、肥満で脂肪が多いために冷え性とは無縁だと思われる方が多いようですが、実は代謝機能が低下しやすいので肥満の方は手足の冷え性が多いのだそうです。

 

話を多汗症と冷え性の関係に戻しますが、多汗症で冷え性であるということは、血液の流れで身体の機能に必要な酸素、栄養素、ホルモンなどが運ぶことが滞ることになり、逆に老廃物や二酸化炭素が排出されにくくなるという悪循環なので、様々な病気にかかりやすくなります。

 

冷えによる血行不良のために免疫力が低下するので風邪をひきやすくなり、気管支炎、婦人系疾患、不妊症、アトピー、花粉症、腎臓病、膀胱炎、動脈硬化などの病気に発展することがあります。
冷え性は万病のもとと言われるのはこのことからですね。

 

ですから多汗症の方は、異常な発汗による直接的な悩みと、冷え性による病気を誘発するという二次的な悩みを抱えることになるのです。
冷え性を抱える多汗症の方は、多汗症を克服すれば冷え性も改善されると思われますが、それまでの間は冷え性対策グッズを利用したり、漢方薬で血行不良を改善する、入浴・睡眠を充分に取るなどの対策も必要となるでしょう。

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