ワキガ・多汗症の対策から治療法などをご紹介!

ワキガ・多汗症Q&A そのB

Q. どうしてワキからクサイ臭いと汗がでるのでしょうか?

 

A. ワキの臭いと汗は、アポクリン汗腺(大汗腺)・エクリン汗腺(小汗腺)と皮脂腺という分泌腺があって、3種類の汗腺が関与しています。

 

アポクリン汗腺は主に体毛のある部位の皮下に多く分布し、粘稠な汗を分泌して下着の黄ばみやワキガの鼻を突く臭いの原因となっています。
アポクリン汗腺から分泌される汗には、脂肪、鉄分、色素、蛍光物質、尿素、アンモニア等が含まれていて、これらの脂肪酸が皮膚表面の常在菌が混じり合って、独特の強烈なワキガ臭いを発します。

 

また、エクリン汗腺は全身に分布していて、比較的サラサラした汗を大量に分泌して、主として体温を調節する役割を担っています。
エクリン汗腺は自律神経(交感神経と副交感神経)によって制御されていて、暑さを感じたときだけではなく、辛いものを食べたり緊張(ストレス)や恐怖を感じたりした場合にも汗を分泌します。

 

アポクリン汗腺からの汗だけでは少ないので、強い臭いにならないこともありますが、エクリン汗腺と同時に分泌することによって、ワキガの臭いもより広範囲に拡散するため、両方の汗腺がわきがの臭いに関与していると言えます。

 

 

Q. ワキガは人にうつるのでしょうか?

 

A. ご心配は無用です。
ワキガや多汗症は体質ですので、遺伝することがあっても、感染することは絶対にありません。

 

時々耳にする話で、「友人のシャツを借りたらワキガがうつった」という人がいますが、それはうつったのではなくて、元来ワキガ体質であったけれど、今までは自分で気付いていなくて、たまたまシャツを借りた時に気付いたということだと思います。

 

 

Q. 食事でワキガの臭いと汗は減らせますか?

 

A. ワキガにも食事療法があり、臭いを弱めることは可能です。
ワキガ対策としては皮下脂肪を増やさないことと、発汗を促す塩分、糖分、アルコールや多量の水分摂取を控えめにすることです。

 

食事については油が少なく、ビタミンの豊富な野菜や魚、海草などがメインの和食がおススメです。
ワキガ臭の素のひとつである過酸化脂質は、緑黄色野菜(ほうれん草、人参、小松菜、かぼちゃなど)に含まれるビタミンA、胚芽やゴマに含まれるビタミンEにより抑制することができます。

 

脂身の多い肉類や乳製品、食用油や調味料・香辛料をたくさん使った料理は避け、肥満を解消できれば、結果的に臭いと汗を減らすことにつながります。
タンパク質が必要なら、納豆、味噌汁、豆腐などの大豆食品があります。

 

和食中心であった昔の日本では、ワキガに悩む人は少なかったのですが、食生活の欧米化が進むにつれ次第に増加してきた背景があります。

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